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ストーリー

この世には霊の縄張りなわばりがある。

その縄張りを、かつてTVや雑誌で一世いっせい風靡ふうびしながら
不慮ふりょの事故で死んだ占い師・夢魅美々子ゆめみみみこ「夢」と呼んだ。
彼女は、いつもこう言い続けていた。
「人は霊の見る夢からは
ただ逃れる事しかできないのだ」
と――。

夢魅テルと夢魅ルナ。
今は亡き美々子の二人の子供は、
母の意思を受け継いで怪奇現象が話題になるとそこへ出向き、
何も知らないまま霊たちの縄張りにとらわれた人々を救い出してきた。

今日も二人は、霊たちの見る「夢」の中へと出向いていく。
“知りすぎてしまった”者たち――を救うために。

特別編―後編―

「夢」を「現実」に侵食させる力――

一度は命からがら逃げることに成功するも、
人魚の起こした超常的な「異変」に飲み込まれてしまったテルたち。

「清水を助けたい」という寺野の想いにも触発され、
ついにテルは人魚と対峙することを決意する。

しかしそこに立ちはだかるのは異形の怪物「虚ろ子」たちと他ならぬ清水自身で――

特別編―前編―

一年前……
“人魚の歌”を聞いた男性が次々と失踪する事件を解決するため、
「虚墓村(うつぼむら)」の旅館・水見荘を訪れたテルとルナ。

一見しただけでは、ただののどかな田舎の村。
恐ろしい事件などとは無縁のようにも見える。

しかし調査を進めるうち、テルの疑いの目は人魚のみならず、
どこか様子のおかしい村人、そして“村そのもの”にまで向き始めて――

第九話

ルナが隠していた秘密に気づいてしまったテル。
消えてしまった二人を繋ぐ赤い糸。
二人の間にあった絆は本当に消えてしまったのか……。

開かれそうになる「悪魔の扉」を、一人抑え続ける少年テル。
思い出すのは、母親の美々子と共に旅をしていた記憶。
そして――“4年前の事件”。

「死期欲」とは一体なんなのか。
様々な形の“愛情”が、交差していく――。

第八話

またしても夢の中に現れた「もう一人のテル」。
4年前の姿のままの彼は、突然テルにこう“警告”する――。

「ルナを守れ。周囲の異変を見逃すな」

しかし、彼の警告のかいなく、テルとルナの日常に異変が起きる。
そして“不気味な怪奇現象”が夢魅家を侵食し始めて――。

影でうごめく“陰謀”と共に、
テルの知られざる過去や「シキヨク」の秘密が明らかになっていく……。

第七話

夢魅テルが決して思い出してはいけない「空白の記憶」とは。
そして「シキヨクの呪い」とは、一体なんなのか——。

その答えを聞き出すため、
テルは浅草で開かれる夜祭りにルナを誘う。
ニナや由里とも連れ立って夜店を巡りながら、
話を切り出すタイミングを伺うテル。

しかし、祭りの途中、突如としてルナが姿を消してしまい——。

第六話

夢魅テルにかけられた「シキヨクの呪い」とは……?

ジェイソンの残した意味深な言葉について探るため、
チェリーちゃんのお店に集まったテルとキラ。
ジェイソンは、”夢魅の力”を知っていた。
ということは、テルの母「夢魅美々子」との関わりが――?

それを聞いたチェリーちゃんは、
夢魅美々子と出会った「4年前の事件」を語り始めた――。

第五話

ある日、「ジェイソン」と名乗る謎の外国人女性が
夢魅テルの元へ訪れる。

彼女は、父が持ち出した呪われたお面「寄生面」を
元の場所に封印してほしいと依頼するが――
その場所は、「夢」の中にあるという祭壇だった……。

依頼を受けたテルたちは、持ち主を呪い殺すという「寄生面」を手に
XX県にあるという禁じられた地へと向かう――。

第四話

「私、スマホがほしい!」――兄とメッセージをやりとりをするため、
スマホを買いに秋葉原に出かけたルナと、それに付き添う姫野由里。

しかし街を歩いていると、背後から、不穏な雰囲気の男が忍び寄る……。
全速力で逃げる彼女たちを救ったのは、地下アイドル・星野ニナだった。

しばらくして避難先のライブハウスから帰ろうとしたところ、そこは何故か既に霊の「夢」の中だった。
「一体誰が」……わけのわからぬままに、壁で逃げ道を塞がれてしまう。
しかも、先程の不審な男が姿をあらわして、彼女たちを追いつめるのだった――。

逃げ道のない「夢」の中。彼女たちは無事に生き残ることができるのか――。

第三話

前回の事件でホストに限界を感じたテルだったが、
周囲の圧力によって、相変わらず「D.R.E.A.M.S」で働いていた。

そんなある日、オーナーの龍我から「シザーガール」という奇妙な
“通り魔事件”の存在を知らされる。話によると、被害者は全て男性で、
その“陰部いんぶ”をハサミで切り取られ殺されているという……。

それは、テルが「D.R.E.A.M.S」で働き始める数年前に
新宿で起きた事件に酷似こくじしていた。
当時と大きく違う点は、「犯人は霧のように消えてしまう」こと。

テルは霊による犯行を疑い、
妹のルナとともに、夜の新宿へと調査に繰り出す。
そして手がかりを探すうちに、強烈な“オカマ”と出会うのだった――。

第二話

夢魅テルはホストクラブ
「D.R.E.A.M.S」で働き始めた。
兼ねてよりホストっぽいと言われていた事、
そして何より、妹の「ルナ」がホストの仕事を
応援してくれたため、だ。

ホストクラブのオーナー、龍我(りゅうが)。
テルがヘルプとして付く事になる、キラ先輩(源氏名)。
テルは「輝流(源氏名)」と名乗り、
彼らの元でホストの道を歩んでいく。

そんなホストクラブに、「姫野由里」という“上客じょうきゃく”が訪れる。
彼女は、双子の姉が死に、
霊となって自室に現れるのだと語った。
テルは由里の身を案じ、調査に乗り出そうとする。
そして、二人は夜の街に「アフター」へと
繰り出していく――。

第一話

テルの通う学校には、
“失恋”に関する奇妙な“噂”があった。

「フラれたら、死ぬ」

その“噂”の発端ほったんとなったのは、
とある女子生徒による“投身自殺事件”。
彼女はフラれたショックで、学校の屋上から飛び降りたのだった。

テルとルナは、幽霊の存在を察知さっちし、夜の学校へと忍び込む。
だがそこには、いないはずの
テルの同級生・鈴木礼美の姿があったー。