ヴァーレントゥーガとは

「銃魔のレザネーション」は「ヴァーレントゥーガ」というフリーゲームを元に生まれた作品となります。本ページでは、多くの派生作品を生み出し、自作シミュレーションゲームの世界を盛り上げてきた「ヴァーレントゥーガ」についてご紹介します。

ヴァーレントゥーガは、ななあし氏が制作した国取りタイプ戦略シミュレーションゲームです。敵軍の動きや地形を考慮しながら自軍の兵士をリアルタイムで動かす戦闘システムや、ファンタジー世界を舞台とした壮大なストーリーが数多くのプレイヤーから人気を得ています。

一方、ヴァーレントゥーガは、完成度の高い戦闘システムを引き継ぎながら、ユーザーが独自のシナリオを作り公開することが可能なゲーム制作ツールとして、作者のななあし氏が仕様を公開しています。

そこからは、多くの派生作品が生み出されてきました。その中には、ニコニコ自作ゲームフェス4でフリーゲーム夢現賞を受賞した「LostTechnology」や海外展開を準備中の「きのこ・たけのこ戦争IF」など、派生元であるヴァーレントゥーガに負けず劣らず高い評価を得ている作品も数多くあります。

高い完成度を誇る戦略シミュレーションゲームとして、また多くの派生作品を生み出したゲーム制作ツールとして、自作ゲームのコミュニティに偉大な貢献を残しており、まさにゲーム史における重要な存在であるといえます。

■ヴァーレントゥーガ派生作品の紹介

・LostTechnology(制作:CB-SXF6)

文明のレベルが一度は現代科学を超えるレベルにまで進化し、それが長きに渡る戦乱の中で廃れていき、その存在だけが残された世界が舞台の作品です。ファンタジーとSFと現代劇を混ぜたようなカオスな世界観、美麗なイラストによって描かれる魅力的なキャラクターなどが評価されている作品です。

・きのこ・たけのこ戦争IF(制作:オッサムの剃刀)

ネットでたびたび論争になるテーマをモチーフに、人気のお菓子をさまざまな勢力になぞらえた国取りシミュレーションゲームです。ヴァーレントゥーガ作者のななあし氏も含む有志のメンバーによる英語・中国語版の制作が進められており、最終的にはヴァーレントゥーガの外国語対応を行い、海外プレイヤーによる派生作品の制作も行われるようにしていきたいとのことです。

※「銃魔のレザネーション」は、上記2作品の作者が協力して制作した作品となります。
他にも魅力的な作品がヴァーレントゥーガwikiで紹介されています